こんにちは！
あさイチダッシュ（株）代表取締役、キッズ英語コーチの永田陽子です！
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キッズ英語コーチングは通常の英語教室のお月謝よりも3倍以上の価格になることが多いです。
今日は、どうして高い価格でも選ばれるのか、そのコツを分かりやすくお話しします。
価格設定のプロセスをステップバイステップで解説し、他と差をつける価値の伝え方についても掘り下げます。英語教育や子ども向けサービスに関わる皆さんにとって、たくさんのヒントが得られるはずです。
もくじ
コースの価値を明確にする
ターゲットを決める
最初に、コースが提供する具体的な価値を定義します。ターゲットが決まれば、お悩みを解決するために、どのような価値を提供できるか具体的なレッスンが決められるからです。
この場合は、キッズ英語コーチングを「自己表現コース」とし、英語習得だけではなく、自分の思っていることや伝えたいことを表現したり、将来的に世界の色々な人とコミュニケーションをとっていけるようになる、というコースが考えられますね。
ユニークな付加価値をつける
英語がわかるようになるだけではなく、子どもたちが自分の意見や感情を表現する力を英語で培うことに焦点を当てています。これは、特に自己表現に苦手意識を持つ子どもたちにとって、大きな魅力となります。日本では、しばしば子供たちが自分の意見を言語化するのを難しく感じるため、このスキルは今後の学校生活や社会生活においても非常に価値があります。
目標を決める
コースの価値が明確になり、ターゲットが決まったら、レッスンの目標を決めていきます。
目標はターゲットによって人それぞれ。目標の例はこんな感じで設定していきます。
- 6ヶ月で基本的な自己表現ができるようになる
- 1年でディスカッション、スピーチができるようになる
- プレゼンテーションができるようになる
- 自分の好きなもの・嫌いなものを発表できるようになる
レッスン内容を具体化する
ターゲットが決まり、目標が決まったらそれを達成するためのレッスン内容を具体的に決められますね！
上記で設定した自己表現コースの場合は、下記のようなレッスン内容が考えられます。
- アサーションの練習: 子供に自分の意見や感情を英語で表現する練習をさせることで、自己表現能力を養います。例えば、自分の好きなものや嫌いなものについて話す練習を行うなど。
- ロールプレイ: 様々なシチュエーションを想定し、子供にその場面での英語での自己表現を練習させるロールプレイを行います。例えば、友達との意見の相違や問題解決の場面を演じるなど。
- ストーリーテリング: 子供に自分の体験や想像したストーリーを英語で語る機会を提供し、自己表現能力を高めます。子供が自分の考えや感情をストーリーにまとめることで、英語での表現力が向上します。
- ディスカッション: グループディスカッションを通じて、子供に他者との意見交換や議論を英語で行う機会を提供します。子供が自分の意見を述べることで、自己表現能力を磨くことができます。
どれも学校に通っているだけでは身につかない力が育つので、オススメのトレーニングです！
レッスンの内容の作り方については、こちらの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね！
市場調査をする
同じサービスを提供している人を見て、レッスンの内容や価格を調べてみます。
調べてみるだけで、需要と供給を理解することができます。今考えているレッスン内容と同じようなことをしている人がいれば需要がある！ということですね。
市場調査をすることで、自分のレッスン内容の位置付けと価格が設定できていきます。
価格を設定する
ここまできて、ようやく価格設定ができます！
ここで大切なのが、自分のレッスン独自の価値ってどんなことかな？と考えてみてください。
英語教室でよくある「英検合格」「TOEICのスコア上げます」というだけでは独自の特徴とは言えないので、あくまで独自の価値を考えてみてくださいね！
今までサンプルで考えてきた「自己表現コース」でアサーショントレーニングなどをレッスン内容に組み込むと、価値が上がっていきますね。
セールスでの価格の見せ方
松竹梅方式を用いた価格の設定方法
顧客が選択肢を比較できるように、コースを複数のレベルに分けて提供します。また、人は3つの選択肢があると真ん中のものを選びやすいという心理があるので、自分が一番売りたい本命のコースを真ん中の「竹」に設定します。
- 基本パッケージ（松）: 基礎的な自己表現スキルをカバー。
- 中級パッケージ（竹）: 基本スキルに加えて、より多様なトピックについての表現能力を育成。
- 上級パッケージ（梅）: 総合的なコミュニケーション能力を高めるための追加サポートとアドバンスドレッスンを提供。
パッケージでの価格設定と特別割引
例として、アサーションのトレーニングをコースに入れると、続けるためのサポートとして先生にチャットで相談できる、など細かいサポートが出てきます。このような細かなサポート全てに価格をつけてみます。
全てのサポートをまとめてパッケージにしてしまい、「初回割引」「1年間分を前払い割引」などで通常価格から一定割合の割引を提供（例：10％オフ）すると、こんなにサポートしてくれてこの価格！と感じてもらうことができます。
レッスン内容が具体的になると、価値も明確になっていきますよ！
価値を強調し、未来を見せていく
価格設定時には、コースの具体的な成果や、提供する教育サービスの質に焦点を当てて説明します。これにより、説明を聞いた方は、「この価格でこれだけの価値がある！」と感じます。
たとえば、6ヶ月のコースで子どもが自信を持って日本文化について英語で話せるようになるなど、具体的な成果を前面に出すと、未来を想像することができますよね。
コースの価格設定とその見せ方を工夫することで、顧客は提供される価値に基づいて価格を評価し、コースへの申し込みを検討しやすくなります。価格自体も重要ですが、それをどのように提示し、説明するかがセールス成功の鍵！！
お客さまは価格だけを見ているだけではありません！価値も合わせて総合的に判断していることを忘れずに！
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例えば、このような特性を持っているお子さんのお母さんは、英語はもちろんですが、自信をつけて日々の生活を子どもに送ってほしいと思っていると考えられます。